The Movie!
◆映画化の話は当分見合わせになりました◆ |
映画化の話が上がっておりましたが、諸事情により一旦白紙となった模様…。
詳しくは下の記事と、その記事のソースである公式サイトThe Clanのこちらの記事をご覧ください。 映画化の話が再浮上した際には、 (制作会社やスタッフが変わる可能性が大きいので)こちらのページを大幅に再構成してお伝えしたいと考えております。 以前の映画化の話も参照記事として下に残しておきます…。 |
18th Aug 2010 映画化の話一旦白紙に… |
2010年8月18日付で公式サイトThe Clan上に映画化の見直しに関するニュースがアップされました。 The Clanの管理人=ペイヴァー氏のエージェントPeter Cox氏によれば、 映画化の話は当初順調に進んでおり、(フスコによる)脚本(草稿)は完成し、監督も任命されていたとのこと。 監督は、トワイライト〜初恋〜 (Twilight)のキャサリン・ハードウィック(Catherine Hardwick)だったとのことで、 彼女がトワイライトの映画第二弾を降板したのは、どうやら『オオカミ族の少年』(Wolf Brother)の プロジェクトに加わる(というか『戻る』)ためだったようです。 しかし、映画を中国で作るという話になっていったようで、原作サイドとしては、 CoADは(北ヨーロッパが舞台であって)中国の話ではない、と反対して暗礁に乗り上げた模様。 白紙に戻して、交渉を一からやり直す、とのこと。 これを決定したのは8月17日だったようです。詳しくはこちら 記事内容は同じですが、フォーラム内のスレッドの方はメンバーの反応も見られます。 以下は管理人の感想ですので、公式発表だけを知りたい方は読み飛ばして下さい。 …う〜ん、嫌な予感はしていましたが、こうなりましたか… 発表の文章を読むと、スコット卿と直接、ではなく、FOXが噛んだことが結局話をややこしくしたという感がありますね。 あ〜、やっぱりFOXイマイチ信用できない…と思っていた予感的中ですよ。 映画化の話は一応「一から」とのことなどで、実現の可能性は残されているわけですが、 もうスコット卿やフスコが絡むことはないんでしょうね(涙) 中国ってあたりが"Wolf Totem"あたりに触発されちゃったのかしら??とか、 チャイナマネー?とか色々大人の事情を感じちゃいますが…。 とりあえず、原作を大事にした結果のことですので、映画化話がまた上がって、 映像化されるときには、原作の世界を壊さないものになる、と期待しております。 管理人の感想関係追記: 上のスレッドでエージェントのCox氏もレスを入れています。 メンバーの「スコット卿は素晴らしいし、権利をまだ持っているのなら、なぜ他のプロデューサーを当たるのか?」 という質問に対し(備多屋個人としては激しく同意)、 「それは、確かにそうだけど、大人の事情ってやつがあるんですよ(かなり意訳)」と答えております。 また、その後のレスでは 「個人的に今まで好きな小説が映画化されてダメになってるのをたくさん見てきたんだよね〜 でも、実際、ジョン・フスコの草稿はすごく良かったんですよ! これも個人的な意見だけど、だけどやっぱりここで線を引いたミシェルの行動は賞賛されるものだと思うし。 てか、中国って…無理でしょうが(注:かなりの意訳ですよ!)」 といった感じのことを書いています。 やはり、あの作品の世界観出すのにフスコの脚本…ピッタリだと個人的に思うのですが。他に書ける人いのでしょうかね〜。 せめて脚本だけでもそのまま買いあげてもらえないものかな〜…と。 (草稿の時点で設定が中国になっていたとは考えにくいと思うのだけど…ペイヴァー氏も、コックス氏も気に入っていたようだし。 …でも最近アジア付いてるからなぁ、フスコ…) 映画化話には莫大なお金が絡むでしょうし…エージェントさんとしてはいろいろ複雑なところでしょうねぇ。 |
リドリー・スコットについて | ジョン・フスコについて |
20th June 2010 原作者ミシェル・ペイヴァー氏の語る現在の進行状況 |
『クロニクル千古の闇』英国公式ファンサイトThe Clanの企画で行われた、Skypeを利用した 電話でのファンの質問に対する解答として、原作者ペイヴァー氏は『オオカミ族の少年』の脚本は出来上がっている、 他の本(2巻以降)の内容も少し含むが大部分は『オオカミ族の少年』の通りの内容であると語った。 (この発言の動画はこちらで見られます。あまり進んではいないが、立ち消えもしていない、ということのようですね) |
19th March 2008 (当サイトへの記事アップ:2009年1月12日)脚本家ジョン・フスコの語る現在の進行状況 |
NBC系の英国のファンタジーやSFなどを扱う専門チャンネルSCI FIの公式サイトに 2008年3月19日付で脚本家ジョン・フスコが語ったとされる記事が掲載された。 (※2009年10月現在記事は削除されていて読めません) その記事によれば、 "Wolf Brohter(『オオカミ族の少年』、以下WB)"の草稿は完成しており、リドリー・スコットはプロデュースのみで監督はせず、 現在他の映画を撮っている監督(名前はこの記事では明かされていない)を待っている状態で、 その映画を撮り終わり次第WBの製作に入る。 (ハリウッドの)脚本家のストライキでこの計画は少し遅れたが、まだ続いている、とのこと。 フスコは、映画は実写ではあるがまだ役者は決まってはいないことや、特殊効果が多く使われることになるだろうことも語っている。 また、草稿を読んだ原作者のペイヴァー氏が「自分が望む全てがある」という内容の手紙をフスコに送ったとも書かれている。 (この記事が掲載されたにもかかわらず、英国公式サイト"The Clan"や、各映画情報サイトでは全く触れられていないので このサイトの影響力は低いのか、どこまで信用できるものかは謎ですが、 ジョン・フスコ本人が語ったものとしているのでこちらにもアップしました。 2009年1月になってやっと発見した情報です、記事掲載時期から大変遅れてのアップとなり、申し訳ありません…。) |
1st February 2007 原作者ミシェル・ペイヴァー氏の語る現在の進行状況 |
2007年1月29日に管理人が受け取った、原作者ミシェル・ペイヴァー氏からの手紙によると 「現在『オオカミ族の少年』の脚本に取り組んでいるところで、私が知っているのはそれだけです」とのこと。 なお、「このことについてなにか動きがあれば」(「クロニクル千古の闇」オフィシャルファンサイト)"The Clan")で言及されます」 とも書いてありました。(発表あり次第こちらでも情報アップします) |
1st Augst 2005 『オオカミ族の少年』の脚本をジョン・フスコに依頼 |
20世紀FOXは『クロニクル千古の闇』第一作『オオカミ族の少年』の脚本をジョン・フスコに依頼した。
ジョン・フスコは『ヤング・ガン』シリーズ、『スピリット スタリオン・オブ・ザ・シマロン』、 『オーシャン・オブ・ファイヤー』などで知られる脚本家であり、アメリカ先住民オグララ・ラコタ族の養子になっている。 |
January 2005 20世紀FOXが『クロニクル千古の闇』映画化権を購入 |
Chronicles of Ancient Darkness(クロニクル千古の闇)"シリーズ全6巻の映画化権を、
リドリー・スコットが配給の20th Century FOXを介して400万ドルで購入した。 Wolf Brother(オオカミ族の少年)は、製作はリドリー&トニー・スコットの会社Scott Free Production、プロデューサーにリドリー・スコット。 |
Sir Ridley Scott リドリー・スコット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1937年11月30日英国生まれ。 ロンドン王立美術大学卒業後、BBCに入社。セットデザインやドキュメンタリー番組の演出を手がける。 後、独立し、CF会社を設立。数多くのCFを手がけた後 1977年に『デュエリスト/決闘者』で映画監督デビュー(カンヌ映画祭、新人監督賞受賞) 1995年に『トップガン』や『クリムゾン・タイド』などで知られる実弟トニー・スコットと共に製作会社Scott Free Productionを設立。 男くさいが美しい映像が売り(と管理人は思っています。)
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John "Wakinyan Cante" Fusco ジョン・フスコ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
俳優出身の脚本家。プロデューサーを務めることもある。イタリア系アメリカ人。 1989年、アメリカ先住民オグララ・ラコタ族の養子となり、Wakinyan Canteの名を与えられる。 その名はラコタ語でThunder Heartを意味する。 (彼が脚本を担当した作品に『サンダーハート』というものがあるが、関係があるのだろうか) 自身の牧場でスパニッシュムスタングを飼育している。
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以下のサイトを参考にさせていただきました。 Yahoo!映画 IMDb(英語) APHA(アメリカペイントホース協会・英語) Lakota-Culture &Spirituality(ラコタに関するサイト・英語) |
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