「クロニクル通信」バックナンバー
※『クロニクル通信』の著作権は評論社編集部にあります。
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「クロニクル通信」26
――「クロニクル千古の闇」シリーズ第4巻は、いよいよ4月に刊行です!――
 たくさんの読者の方から、「次の刊行はいつですか?」とお問い合わせをいただいております
「クロニクル千古の闇」シリーズ
第4巻『追放されしもの』Outcastは、いよいよ4月に刊行が決定!
 現在、編集作業が進んでいます。

 今回の「クロニクル通信」では、4巻の舞台となる場所をご紹介します。
前巻で、トラクとレンはウルフ救出のために極北の地へとおもむきますが、
今度の舞台となるのは、<斧頭の湖>。季節は、ちょうどトラクの生まれた夏至の頃です。
 湖の南に***としるされているのは、カワウソ族の野営地。湖の上に高床をつくって暮らし、
舟で行き来します。西のアシ原のとなりにある大きめの島<隠れ人の島>には、
オオカミの巣穴があり、1巻でウルフがいっしょに行動したオオカミの群れがここまで来ています。
1巻から比べると、すべての氏族が北のほうに移動してきています。 
 
<NEWS!>
4巻の表紙には、いよいよレンが登場します!
ワタリガラス族の少女、レンを表紙にしてほしい!というご要望を
何人かの読者からいただいていましたが、ついに登場します。
画家の酒井駒子さんも「6巻のうちのどれかでレンを表紙に描きたい」と
おっしゃっていました。それが実現します。お楽しみに!
「クロニクル通信25」でもお伝えしたとおり、びっくりするような秘密が明らかに!
これまでの謎がいくつか明らかになり、さらに読者が想像もしなかったような
秘密も明らかになります。どんどんストーリーがおもしろくなっています。
2巻で登場した、ハンサムな海の少年ベイルがふたたび!
トラクの血族にあたるアザラシ族の少年ベイルが、
トラクを救おうとやってきます。
金髪に青い目、舟をあやつることがうまいだけでなく、
冷静な判断力もあります。
ベイルファンの皆さん、惚れなおしてください。
ウルフにも恋の予感?!
もうすぐ2歳の若者オオカミとなったウルフ。
前に出会った群れの雌<黒毛>のことが気になっています。
トラクも14回目の誕生日を迎え、レンも”月のもの”が始まります。
成長していく主人公たち。それとともに変化していく微妙な感情の揺れも、
読みどころのひとつです。
書店でのご予約も可能です。迫力の第4巻もどうぞよろしくお願いいたします。
<1〜3巻・好評発売中です>
 1.『
オオカミ族の少年
 2.『
生霊わたり
 3.『
魂食らい
   ミシェル・ペイヴァー作 さくまゆみこ訳 酒井駒子画 各巻 定価1890円(税込)
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「クロニクル通信27」
―『追放されしもの』の表紙をご紹介!―
 
「クロニクル千古の闇」シリーズ第4巻
『追放されしもの』は、校了
(編集作業が終わることです)となり、
ただいま印刷にはいっています。

ファンのみなさまに、ひと足早く、
4巻の表 紙をごらんいただこうと、
刊行直前ですが、クロニクル通信で
ご紹介いたします。
(色校正ですので、本番とは少し異なります。)

GW前には書店に並ぶ予定です。
どうぞご期待ください!

また、本をお買い上げくださり、
読者カードで4巻の感想ををお送りくださった
方の中から抽選で10名さまに、
クロニクル通信20でもご紹介した、
ミシェル・ペイヴァーさんのサイン入り
ポストカードをプレゼントする予定です。
(くわしくは、5月下旬クロニクル通信28で
お知らせいたします。)
▲この画面では見えにくいのですが、レンの腕には
  木の実の腕輪、左ほおの氏族の入れ墨の下には
  赤い線が入っています。これもみんな意味があるこ
  となんですよ! 裏表紙のウルフも精悍な若オオカ
  ミになってるのがおわかりいただけることでしょう!
<初版には、1〜3巻と同様、表紙イラストのポストカー
ドが入っています>
評論社社屋のドアも、
1巻から4巻までのポスターを飾っています。
どんどんおもしろくなる
「クロニクル千古の闇」シリーズを、
どうぞこれからもよろしくお願いいたします!
 <1巻から3巻、好評発売中です>
 1.オオカミ族の少年
 2.生霊わたり
 3.魂食らい
 ミシェル・ペイヴァー作 さくまゆみこ訳
 酒井駒子画  各巻1890円(税込)
※『クロニクル通信』の著作権は
評論社編集部にあります。
同社の許可を得て
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「クロニクル通信」28
※Ancient Forest管理人の不手際により、データが残っておりません…。
もし持っている方がいらっしゃいましたらこちらまでお知らせいただければ幸いです。

なお、内容は29号で当選者が発表されている
ペイヴァー氏のサイン入りポストカードプレゼントのお知らせでした。
「クロニクル通信」29
「クロニクル千古の闇」シリーズの著者
ミシェル・ペイヴァーさんが、日本の読者のために、
と送ってくださったポストカード
(サインとオオカミの足跡スタンプが
はいっています)のプレゼントに、
たくさんのご応募をいただき、
ありがとうございました!
抽選の結果、10名の方にポスト
カードをお送りいたしました

※AF管理人より※
評論社さんのサイトに掲載されていたものには
当選者の氏名が書かれていましたが、
ここでは割愛いたします
<第4巻『追放されしもの』に寄せられた感想・イラストをご紹介します!>
1巻から4巻までずっとそうでしたが、現在起きている災害や事件を思い浮かべてしまいました。
『追放されしもの』の中のトラク……ハズシのしるしを刻まれ孤独にさいなまれ、そのうえ邪悪な
魂食らいの罠に落ちて思考さえ奪われ、読む私自身心臓バクバクしている時、
危機一髪でウルフ、レン、ベイル、そして私が最も信頼しているフィン=ケディンが支えてくれる。
現実の今の世はどうかと考えてしまいます。
六千年前の世界が舞台ですが、日本の先住民アイヌの精神世界にも通じるものがあるようです。
シャーマニズムの世界観を物語化した例はそれほどないのではないでしょうか。
その点も、ペイヴァーさんの問題意識として興味深い点です。
久しぶりに少年に戻り、どきどきしながら読みました。
千古の闇の中を、トラクやレンと歩き、ウルフの頭を撫でたような気がしています。
次々明かされる真実と衝撃的な展開に目を離すことができず、
あっという間に読みきってしまいました。
クロニクルの世界観はとても素晴らしく、この時代の人々の心のあり方こそが、
人間が本来あるべき姿であり、人間という種族に与えられた役割なのだと、
この本を読むたび思います。
なので、トラクが魂の病にかかってすべてを忘れてしまった時は本当に辛かったです。
また、私はベイルが大好きなので、あの男前がまた見られて嬉しかったです。
次の巻が出るのを心待ちにしています!!

▲もももりさんからのイラストつき読者カードです。

▲H・Yさんからのイラストカードです。
「クロニクル千古の闇」シリーズは、
現在1〜4巻まで発売中です。
5巻は、2009年の春、
最終巻は2010年の春に刊行予定です。
これからもどうぞよろしくお願いもうしあげます。
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