「クロニクル通信」バックナンバー
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「クロニクル通信」16
― 英国オオカミ保護区に「トラク」が?! ―

※AF管理人より:画像クリックでフルサイズ見られます。
「クロニクル千古の闇」シリーズでは、
ウルフという名のオオカミと、少年
トラクの絆が描かれますが、写真で
著者のミシェル・ペイヴァーさんが
抱いているのは、今年(2006年)4月に
イギリスのオオカミ保護区で
生まれたばかりのオオカミのあかちゃん。
この子はなんと、「トラク」と名づけられ、
すくすく育っているそうです。 
(もちろん男の子ですよ。)
かわいいですね!以下、ミシェル
さんから届いたばかりの「トラク情報」を
ご紹介しましょう。
<ミシェルさんの手紙から>
トラクは、生まれたばかりの頃、とても弱々しかったので、バークシャーにあるオオカミ保護区では、
人の手を借りて育てられました。写真は、わたしが6月に会った時のトラク。
ミルク瓶でミルクを飲ませてあげたんですよ。今はとっても元気に大きく育っています。
トラクには、マイア(Maia)とモージ(Mosi)という義理の妹達がいます。トラクより
2〜3週間あとに生まれました。なぜ“義理”なのかというと、2匹のお母さんが子育てを拒否したので、
トラクの母が育てることになったのです。そのうえ、マイアたちの巣穴が水びたしになる事件も
ありました。(『オオカミ族の少年』のウルフの場合とまったく同じ!)
わたしはもちろん、3匹の子オオカミたちと大の仲良しになりました。みんなすごくいたずらっ子です!
靴でも服でもノートでも何でも噛みますけれど、唸って注意すると聞いてくれます。
ロンドンで行われる「クロニクル」シリーズ第3巻『Soul Eater』(日本版の仮題は『魂食らい』)
の刊行前の記者会見には、トラクとモージも出席してくれる予定です。
             2006年8月24日
愛をこめて ミシェルより
8月30日に、ロンドンのオックスフォード・ストリートにある書店で、
『Soul Eater』刊行直前の記者会見が行われました。
4か月に育ったトラクたちは、取材陣に大人気だった様子。
トラクは本を口にくわえるパフォーマンスで、「この本、大好き!」と
アピールしていたそうですよ。
『Soul Eater』はイギリスでは9月11日刊行予定。日本では来年の春、刊行の予定です。
―編集部より―
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「クロニクル通信17」
― 子オオカミ・トラクの新着情報です!―
「クロニクル通信16」で、イギリスのオオカミ保護区で生まれた子オオカミが、
「クロニクル千古の闇」シリーズの主人公の名前にちなんで
TORAK(トラク)と名づけられたことをお伝えしましたね。
著者のミシェル・ペイヴァーさんのエージェント、ピーター・コックス氏(Mr Peter Cox)が、
8月30日に、ロンドンの書店で行われた記者会見写真を送ってくださいました!
さっそく日本の読者のみなさんにおとどけいたします。

ロンドンはオックスフォードの書店で、
「クロニクル千古の闇」シリーズ第3巻
SOUL EATER(日本版仮題『魂食らい』)
の刊行直前記者会見があり、
生後4か月オオカミ2頭も出席しました。
ミシェルさんとキス(!?)しているのが
トラク。手前の黒い子は、
トラクの義妹のMosi(モージ)。

「トラク、この本どう?」
「うん、すっごくおもしろい
よ!」なんて言ってそう。

「へえ、これがロンドンか…」
と窓の外を眺めるトラク。
モージはソファが気になる
様子。
窓辺にずらっと並んでいるのは、
ミシェルさんの新刊
SOUL EATERです。
※AF管理人より:上3枚は画像クリックでフルサイズ(かなりでっかいです)見られます。
SOUL EATERはどんな物語?
イギリスの記事からご紹介すると……
「クロニクル・シリーズ第3作のSOUL EATERは、とても怖い物語。
ウルフが、邪悪な魂食らいたちにさらわれ、いけにえにされる運命に」  
(THE TIMES)
「アザラシ諸島でいっそう絆を深めたトラクとウルフ。
だが、ウルフが魂食らいにさわられるという危機が。
トラクはウルフを救うために、魂食らいの集団に侵入する」
こんなにたくさんのカメラマンの
取材がありました。
イギリスのHPではこの写真の下に、
「群れになって“狩り”をするのは
オオカミだけじゃない」という
キャプションがありました。
(CATEGORY PREVIEW)
「トラクとレンは、こおりついた北の地域へ足を踏み入れる。
ふたりはウルフを助け出せるのか?」
(PRODUCT PREVIEW)
●第3巻『魂食らい』(仮題)は、2007年春に刊行予定です。
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「クロニクル通信」18
―第3巻『魂食らい』(仮題)の翻訳がスタートしました!―
2006年9月、イギリスで「クロニクル千古の闇」
シリーズ第3巻のSoul Eaterが刊行されました。
日本での刊行は来春を予定しています。

日本版の仮題は『魂食らい』……なんだか
怖そうなタイトルですね。
そのとおり、今回のお話は、
ちょっと怖いストーリーだそうですよ!

日本版の翻訳者、
さくまゆみこ先生にお願いして、
読者の方のために、第3巻の
はじめの部分の翻訳を、
ちょっとのぞかせていただきました。
作品の雰囲気をお伝えできるかと思います。
どうぞお楽しみください!

(現在の原稿は決定稿ではありません。
本の刊行時には変更の可能性がありますことを
お断りしておきます。)
▲イギリス版第3巻Soul Eaterの表紙
<クロニクル千古の闇第3巻・魂食らい>
 第一章
 何かの前兆だとは思いたくなかった。
 フクロウの羽がただ雪の上に落ちているだけだと思って、トラクは気にしないことにした。それが、最初の間違いだった。
  トラクは、明け方からずっとつけてきた足跡のところまで静かに戻った。足跡は新しいもののように見えた。ミトンをはずして、素手でさわってみる。まだ下が固くなってはいない。そう、新しい足跡だ。
  斜面の上のほうにいるレンのほうを向き、トラクは自分の袖をたたくと、人差し指を突き出してカバの木の林の中を指さした。トナカイが一頭、南に向かっている、という意味だ。
  レンはうなずき、矢筒から矢を一本すばやく抜き取ると、弓につがえた。トラクと同じように、レンの姿は、まわりの景色とほとんど見分けがつかない。トナカイの皮でできたパルカとズボンを着て、においを消すために顔に木灰をぬっているからだ。レンが朝ご飯に干したイノシシの肉を一切れ食べただけでおなかがすいているのも、トラクと同じだった。
  でもレンは、トラクと違ってフクロウの羽に気づいてはいなかった。
  だったら、言わないでおこう、とトラクは思った。
  それが二つ目の間違いだった。
  トラクの何歩か下にはウルフがいて、トナカイが雪を掘り返してコケを食べた場所のにおいをかいでいた。耳をぴんと立て、銀色の毛を興奮したように逆立てている。トラクの不安まで感じ取っていたのかどうかはわからない。ウルフはもう一度地面のにおいをかぐと、今度は鼻面を上にあげて風が運んでくるにおいを調べ、琥珀色の目でトラクを見た。[悪いにおいがするよ]
  トラクは首をかしげて、オオカミ語でたずねた。[どういう意味?]
……以下、続きは現在翻訳中です。どんな展開になるのか気になりますね!
次回の「クロニクル通信」では、
『オオカミ族の少年』に触発されてCDを作成したというユニットをご紹介します。
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「クロニクル通信」19
―ANCIENT AIR がリリースされました。―
「クロニクル千古の闇」シリーズ第1巻の
『オオカミ族の少年』に触発され、CDを作成した
というユニットencounter +(エンカウンタープラス)。
作詞とボーカルを桃梨(ももり)さんが、
作曲・編曲を流歌(るか)さんが担当。
二人にとってはこの「ANCIENT AIR」が、
3番目のアルバムになるそうです。
2006年10月9日に発売されました。興味のある方は、
encounter +の公式サイトで詳細をごらんください。
(CD購入も可能です。)
 
http://www.encounter-p.net/
これがCDのジャケット。
太古の風のような壮大なオープニング。
清らかな 歌声と原始の鼓動を感じるリズムに
心を揺さぶられるアルバムです。
評論社編集部で「マイブーム」中♪
<CDの内容は……>
1.ANCIENT AIR(千闇の大気・旋律)
2.al Westia, il Estard.(世界周遊・西へ東へ)
3.BEATING and BREATH(鼓動と呼吸)
4.FANG!(牙)
5.Rhyme-KAenBA-(締音―2つの魂ー)
6.Brotherhood(兄弟愛)
7.Rhyme-unseam-(締音ー解―)
8.May this spirit rest in peace.
         (この魂が安らかに眠らんことを)
9.Wheresoe'er(どこにいようとも)

作曲・編曲の流歌さんによると、
「今作『ANCIENT AIR』は『クロニクル千古の闇
―オオカミ族の少年―』という本の物語に沿って
制作致しました。
曲はすべて本の物語に沿ったもので…
・1曲目は序章(主人公が1人で旅立つまで)
・2曲目は物語の世界観をイメージしたOP
・3曲目は森の中で主人公が子オオカミと狩りを
 するシーン
・4曲目は主人公が運命めいた対決をするシーン
・5曲目は主人公が運命を背負って旅をしている
 シーン
・6曲目は主人公と子オオカミ、ヒロインが旅をして
 いるシーン
・7曲目は物語のクライマックス・シーン。精霊に
 願いが届いて山が崩壊するシーン
・8曲目はすべてが終わった後のシーン
・9曲目は物語のエンディング。離れ離れになった
 主人公と子オオカミが互いに咆哮しているシーン
 最初から最後までの楽曲すべてで一作品のCD, 
 物語となるコンセプトです」とのことです。
ジャケットやオリジナルポストカードの
イラストを手がけたのはユウさん。
少年と子オオカミが愛らしい!
闇、風、森の雰囲気をとらえた
美しい作品ですね。
ちなみにユウさんは、
『オオカミ族の少年』『生霊わたり』で
イラストを担当してくださった酒井駒子さんの
ファンだということです。

CD「ANCIENT AIR」は、
encounter+のお二人から、
原作者のミシェル・ペイヴァーさんはじめ、
 翻訳のさくまゆみこさん
、画家の酒井駒子さんに贈られました。

 「クロニクル」シリーズを
愛してくださる方がいてくださるのが、
編集部にとって何よりの励みです!
読者のみなさん、ありがとうございます。
「クロニクル千古の闇」シリーズは、第1巻『オオカミ族の少年』、第2巻『生霊わたり』が好評発売中。
第3巻はただいま翻訳中です。来春刊行予定!
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